こんなお悩みを解決します!
本記事のポイント
- 高校選択をする上で必要なポイントは3つです。
- 高校でどんなことをしたいかによっても変わります。
- あなたにあった高校選びをお手伝いします。
その悩み、私がお答えします。
今までの指導経験を活かし、ヒントをご提案します。皆さんの進路選択の秘訣を教えます。
それでは、ヒントを探っていきましょう。
まず、高校の種類を知っておこう!
高校には「普通科」「専門学科」「総合学科」の3つがあります。
普通科は、ごく一般的な高校です。
国語・地理歴史・公民・数学・理科・保健体育・芸術・外国語・家庭・情報という普通教育に関する各教科を学びます。また、普通科の学校でも、「教育課程」と呼ばれる学習カリキュラムの編成次第で、教育内容が大きく変わります。これは、入学後の文系・理系等にも関わりますが、高校2,3年時に数学が週に5時間以上のクラスもあれば、週に0(履修しない)という学校もあります。学校やその中のコースによってもさまざまです。
専門学科には、農業・工業・商業・水産など職業教育に関する学科と、
英語・国際・理数・音楽・美術・体育など特定の普通科目を重点的に学習する学科があります。
総合学科は、普通教育を主とする学科である「普通科」、専門教育を主とする学科である「専門学科」に並ぶものとして、平成6年度から導入されたものです。総合学科で行われる教育の特色として、幅広い選択科目の中から生徒が自分で科目を選択し学ぶことが可能であり、生徒の個性を生かした主体的な学習を重視すること。将来の職業選択を視野に入れた自己の進路への自覚を深めさせる学習を重視すること。などが挙げられます。(文部科学省ホームページより)
高校選びのポイントは3つ!
高校でどんなことをやりたいか?
高校は、中学校までと違い学校毎に特色があり、その特色はさまざまです。
高校入学後に「どんなことをやりたいか」によって、選択する学校は大きく変わります。
「どんなことをやりたいか」の一例としては・・・
・大学進学に向けて勉強に力を入れたい(普通科で勉強を頑張る)
・部活動を頑張りたい(部活動実績のある学校)
・特徴的な活動をしてみたい(地域連携や文部科学省の研究指定校などでの特徴的な活動)
・資格を取得したい(専門学科や総合学科)
などがあるでしょう。
普通科で勉強を頑張るのは当然ですが、
部活動実績で大学への進路を拓く人もたくさんいますし、
特徴的な活動を通して、総合型選抜(AO入試)や推薦入試でその活動を前面に押し出すことも出来ます。
資格取得を武器にして大学へ進学することも出来ます。
自分の持ち味になるものを見つけ出すことが大切です。
学校の雰囲気や校風はどうか。
同じ〝高校”といっても、学校によって雰囲気は様々です。比較的自由度が高い学校もあれば、
規律正しく秩序を大切にする学校など、学校毎にそのカラーがあります。
これは、ホームページや学校案内だけではわかりにくい部分でもありますので、
学校説明会で直接見たり、その学校に通学している生徒の様子を見て判断しましょう。
また、文化祭などを見るのもひとつの判断材料となります。
具体的なポイントは次の通りです。
・生徒の雰囲気
・制服の着こなし、デザイン
・校訓、教育目標
・校則 等
実生活から判断しやすいものなので、実際に通学している生徒の様子を見ることが一番大事です。
施設・設備の充実度はどうか。
どれだけ学習カリキュラムや学校の雰囲気が良くても、3年間通学する上で施設・設備のハード面が
しっかりしていないと、不便を感じやすいのも事実です。
学校説明会等で訪問した際には、以下の部分をチェックしてみてください。
・普通教室の充実度(冷暖房、モニタ・プロジェクタ等の有無)
・特別教室の充実度(部屋数、冷暖房、普通教室からの導線)
・体育館、部活動の活動場所の充実度、設備・備品の整備について
(コートやグラウンドの整備状況、楽器や練習設備などの充実度)
・生徒用トイレの清潔さ
特に、最後の「生徒用トイレの清潔さ」は、地味な点ですが、
チェックする大事なポイントです。
校舎の築年数が経過するほど、トイレの清潔さは保てなくなります。
ここにどれくらい投資しているかは、その学校の生徒を扱う態度が見えます。
私立はもちろんですが、公立高校でも、生徒に理解を示している事務長であれば、
トイレの改修には力を入れてくださるところも多いです。
(もちろん一概には言えませんが、臭いトイレを3年間使い続けるのは地味に苦痛です。)
いかがでしたか。
多様性を重んじる世の中で、求められるものは自分の価値観です。
「どこに行くか」が大切なのではなく、「そこで何をするか」が大切なのです。
目的意識を明確にして学校選択をすることが大事です。
目的意識が明確ということはつまり、やる気も見え、面接や志願理由書でも
自分の意思をしっかりとアピールできることに繋がります。
現在の偏差値や塾の模試の結果で選んでいませんか?
「行けるところ」ではなく、「行きたいところ」で選びましょう。