こんなお悩みを解決します!
本記事のポイント
- やる気になる「ポイント」を覚える。
- 自分から進んでやる感覚はどんな感覚?
- 「自己肯定感」を育む支援をしましょう。
その悩み、私がお答えします。
今までの指導経験を活かし、ヒントをご提案します。誰もが悩む子育ての秘訣を教えます。
それでは、ヒントを探っていきましょう。
言われても「やる気」にならないのはなぜか?
自分が子どもだった頃のことを考えてみる
お父さん、お母さんが子どもだった頃に夢中だったものはどんなことですか?
ヒーローごっこ、おままごと。
世代的には、既に「テレビゲームだった」という人もいるかもしれませんね。
自分が子どもだった頃に夢中だったものとは、
種類やジャンルは違えど、「好きなもの」ですよね。
そうです。子どもがなぜ宿題をやりたがらないか。
その勉強に興味を持っていないからなのです。
やる気にならない原因は「興味がないから」
それでは、どうしたら興味を持つのか。
それは、「自分の生活と関連付けて考えること」です。
自分の生活と同様に考えるようになると、興味を持ち始めます。
興味を持つための秘訣とは
自分の生活と関連付けること
例えば、時間の計算などは、ただ問題を解くだけでなく、
自分の生活に当てはめてみることです。
好きな遊びがどれくらい出来るか。宿題をした後の残り時間はどれくらいか。
持っているお金から欲しいものを買うといくら残るか。
国語の朗読などは、昔話を聞いてあげるかのように、親が興味を持って聞いてあげることです。
その際に、どの教科・科目でも忘れてはいけないのは、「ほめてあげること」です。
小学生が思わず笑ってしまう「あの言葉」を使ってバカ売れした計算ドリルとは
生活と関連付けなくても、バカ売れしたドリルがあります。
それは、子ども達(特に小学生男子)がその言葉を聞くだけで笑い出す単語を使った計算ドリル
うんこドリルです。
このうんこドリルは、小学生なら必ずネタにしてしまう「うんこ」という言葉を
問題のきっかけにすることで、興味を持たせるという
下品だけど画期的な商品で、今までに計算ドリルだけでなく各学年に合わせた漢字ドリルを含めて
シリーズ合計600万部以上も売れまくっている爆発的商品なのです。
学ぶべき環境に「うんこ」というなんともおふざけなものを持ってくるのはいかがなものかという
ご意見も出そうですが、
そこから子ども達が興味を持って取り組みむことが出来るなら、それも効果としては有りでしょう。
子どもが勉強している時に必ずしてほしい3つのこと
解き方は教えても、答えは教えない
子どもが問題を解く上で大切にしてほしいことは、
「解き方は教えても答えは教えない」ということです。
開成中学・高等学校の校長、柳沢幸雄氏の著書「子どもに勉強は教えるな」でも書かれていますが、
子ども自身の好奇心を育ててあげることが大切です。
何でもやってあげてしまいたくなるのが親心ですが、
いつまでも親が生きているわけではありません。
自分のことは自分でやる習慣をつけさせることは大切です。
「やらせる」という言葉ではなく、「冒険」させる。
こどもが何かに取り組む際には、言葉に仕掛けを作ります。
例えば、「あれやって」ではなく、「冒険してみよう」
この問題を解いたら、「キーワードが出てくるよ。」など、
好奇心をくすぐり、冒険心を持たせることで、積極性が高まります。
なんでできないの?と否定しない。
子どもが何かに取り組んでいる時に、ついつい言ってしまいたくなる悪魔の言葉に、
「なんで出来ないの?」とか、「どうしてわからないの?」などという
否定する言葉があります。
この悪魔の言葉は、大人でも言われれば凹みますが
子どもの場合、自己肯定感を育むことが出来なくなり、
「どうせ自分はできないんだ」とネガティブな性格になります。
場合によっては、その親の発言が子どもの人生を左右することにも繋がりかねません。
子どものやる気は自分自身で「できた!」という感覚から「達成感」を感じ、
自己肯定感を育むことへ繋がります。
決して否定という悪魔の言葉だけは避けましょう。