緊急事態宣言も解除されて、やっと県外への移動も出来るようになったけど、渋滞にはまるのがイヤなんだよなぁ。
県外への移動が解除されて、これから夏に向けて車での移動が増えてきます。
交通渋滞には仕組みがあり、知ることにより回避をすることが出来ます。
100%避けることは難しいですが、対応を考えながらスムーズに移動しましょう。
交通渋滞の定義
交通渋滞には、しっかりとした定義があるんです。
なんとなく”渋滞”と思わずに、まずはその定義を見てみましょう。
・時速40キロ以上で低速度走行
・停止発進を繰り返す車列が1㎞かつ15分以上
この2点が渋滞の目安です。
帰省ラッシュの時期などは、様々な場所で頻繁に起きる現象です。
交通渋滞の3つの要因
交通渋滞を引き起こす要因は大きく分けて3つあります。
①交通集中渋滞:交通容量以上に交通が集中する渋滞
②工事渋滞:糀の規制に伴って発生する渋滞
③事故渋滞:交通事故によって発生する渋滞
①の交通集中渋滞や②の工事渋滞はイベントや帰省ラッシュ、工事情報をチェックしていればある程度の見当がつきますが、
③の事故渋滞は、突発的に起こる物ですので予測できません。
自分だけでなく、他人にも大きな迷惑をかけるとこととなりますので、
どんなに急いでいる時でも安全運転を心がけましょう。
注意一秒、怪我一生です。
渋滞を招く5つのポイント
渋滞を招きやすい道路のポイントがあります。今回はその代表的なところを5カ所ピックアップしました。
自分が通過するルートを調べてみて、参考にしてみてください。
①上り坂(NEXCO調べ 58%)
気付かないうちに速度が下がってしまうと、後続車との車間距離が縮まります。
すると、後続車がブレーキをかけることとなり、その行動が連鎖して渋滞となります。
②トンネル入り口(NEXCO調べ 20%)
入り口は暗がりや圧迫感により、無意識のうちの速度が下がってしまう傾向にあります。
すると、後続車との車間距離が縮まります。後続車はブレーキをかけることとなり、渋滞となります。
③インターチェンジでの合流(NEXCO調べ 14%)
インターチェンジから入ってくる車の合流で、なかなかスピードに乗れなかったり、
一時的に車の数が増えるため、渋滞を招きやすいポイントとなります。
④料金所での一旦停止(NEXCO調べ 1%)
料金所で止まることによる渋滞です。料金所から高速道路に戻る時にも渋滞がよく見られますが、
渋滞の仕組みで見ると、料金所での一旦停止の割合はたった1%にしか過ぎません。
ETCの普及による改善も大きいと考えられます。
⑤その他(NEXCO調べ 7%)
その他が7%ですが、故障車や低速運転の車などもこちらに含まれるのでしょうか。
詳細は分かりませんでしたが、先に挙げた要因のほとんどは地形が大きく影響しています。
NEXCOの対策
NEXCOもドライバーが通行しやすいように、様々な工夫を凝らしています。
現在、一般的に行われているハード面の充実の一例です。
ポイント
・車線数を増やす
・ルート(ネットワーク)を増やして、交通の分散化
・ETC、ETCレーンの普及
・速度低下注意喚起看板
自分で出来る対策とは、
自分で出来る対策は、次の5点も注意して行いましょう。
ポイント
①予測カレンダーを使う
②走行車線を意識する。(追い越し車線に車が集まるので一般走行車線を利用する)
③大きなSAは避ける
④計画を立てて走行する。
⑤時には一般道を活用する。
⑥ナビの「複数ルート検索」を活用する。
いかがでしたか。
少しの工夫で回避できることは沢山あります。
是非、計画を立ててルートを考えてみましょう。
楽しいドライブになることを願っています。